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作品のご案内        --.--.-- ~  執筆

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 籠の鳥ーJAILBIRD- 

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作品のご案内        2010.02.23 ~  執筆
亜美は、目を覚ました。少し、汗の匂いのする、何日も取り替えられていないシーツ。ふかふかの枕。何年も前に買った、紺と青のベッドカバー。うすい染みのついた白い木のベッド。部屋は、年代物だが、それなりに値の張った家具で、きちんと埋められている。大きめのブラウンの書斎机、お揃いのガラス窓のついたこげ茶色の本棚、同じく茶色の、大ぶりの木製のライトスタンド。窓からは、隣の柿の木がよく見える。ここ15年間、繰り...

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 Morning Glory 

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作品のご案内        2010.03.20 ~  執筆
「あ、いっちゃった」って、あたし叫んだ。あたしレイコ。3カ月前から、SMチャットにはまっている。浩司と知り合ったのは、2週間前。色んな男が、板であたしをいじめに来る。でも、「レイコちゃんは浩司にいじめられたいんだよね」って、他の誰かがすぐ見抜いたくらい、あたしたちは、Hの相性がよかった。うふ。浩司は、優しい。午前5時になると、「もう寝落ちしろよ」って必ずメールしてくる。もちろん、気に入ったのはそこ...

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 Black short short 

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作品のご案内        2010.08.15 ~  執筆
夫が、首をつった。 20年ローンの庭付き一戸建てを買って、引っ越したあくる朝に。 「俺はもう疲れた」と、一言だけ遺書を残して。 あたしたち家族は、毎日毎日、天井のシャンデリアからぶらんと垂れた縄の下で、ご飯を食べた。次の日も、その次の日も、ご飯を食べ続けた。 一週間目に、あたしは思い切って、テーブルの上によじ登り、夫が首に巻いた縄を、ようやくの思いで、取った。伸ばしてみたら案外長い。 あたしは、縄...

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 水面の鳥ーBLUEBIRD- 

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作品のご案内        2012.08.28 ~  執筆
澪は、頭がガンガンした。「それでさ、家の親父がさ・・・」目の前の、太った男が、楽しそうにビールを空けながら、父親の自慢話をしている。皆も、一見楽しそうに祝杯をあげている。「伊藤芳樹君、『空想旅のそら小説賞』受賞乾杯」「乾杯」ゆすったお腹が目の前に突き出ている。「僕、今度、筋トレをはじめまして」「あら、いいじゃないの」「家の親父、若い頃すごく筋肉ついてて、格好よくて・・・それで、俺も」四十過ぎた男が...

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 にがくてあまい午後 

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作品のご案内        2012.09.09 ~  執筆
暑い、夏であった。あたしは、ふつーに就労支援所で働いてるふつーの障害者だ。ふつー、でもないかも知んないのは、毎日真面目にやってないとこと、だけど毎日真面目に小説を書いてるとこだ。けいちゃんは、そこの指導員だ。一年前に、けいちゃんは実習に来てたはずだ。・・・でも、あたしはその当時、付き合ってる彼氏がいてけいちゃんのことはよく覚えてない。覚えてるのは、当時髪が長かった、けいちゃんらしき人が、「男にメー...

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 DOWN BEAT 

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作品のご案内        2012.10.14 ~  執筆
私と雅人は、チャットルームで知り合った。 当時、私は2LDKのマンションで、折り合いの悪い父の介護をしながら、嫁き遅れかかっていた。だから、設定は「24歳上の夫を持つ人妻」とした。 37になって「独身」と言うと、男は警戒する。…それに、男は「人妻」が大好きだ。人のものを、横取りしたがるのが男だから。 雅人の、チャットルームの待機メッセージは、こうだった。「女に生まれてきたことを、後悔するような羞恥...

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 刻印-sin- 

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作品のご案内        2012.10.22 ~  執筆
「主税先生」葵の細く凛とした声が、カルチャーセンターの真っ白い廊下に響く。「わたしの、先日お渡しした原稿・・・」「あ、あれね」主税凱男はふっと笑った。「僕の、今度のTVドラマに使わせてもらったよ」「え・・・」「よく、書けていたからね」「お話が・・・よく飲み込めません」「だけどね、あれじゃプロの原稿としては無理なんだよ」凱男は背伸びをした。「だからね、僕がアレンジしたの」「それって・・・」「そう」凱...

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 童話のようなもの 

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作品のご案内        2012.12.10 ~  執筆
あるところに あおいねこが一匹いました。あおいねこは うまれたときはしろいねこでした。でも しろいねこの飼い主のおとこのこがうっかり 万年筆のインク瓶をたおしてしまったのでしろいねこは あたまの先からしっぽの先まで あおいねこになってしまったのです。あおいねこは しろいねこのなかで いつも仲間はずれでした。みんな いいました。「あおいねこなんて 見たこともないよ。へんなの」あおいねこは いっしょう...

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 あとがき 

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作品のご案内        2015.08.21 ~  執筆
小説を、ブログで発表し始めて思えば5年間経つ。最初は手探りで、私的な日記をフィクションの形にカスタマイズしているだけだった。そこに、自分を俯瞰する視線はなかったし、読者への気遣い、サーヴィス精神にも正直欠けていたと思う。・・・当時は、自分の抱え込んだ問題を吐き出すだけで精いっぱいの未熟な私がそこにいた。それでも、処女作の出版のお話が来て飛び込んでみた結果、ネットでの読者(おそらくは)の方々が、10...

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 現実の林檎 

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作品のご案内        2017.03.12 ~  執筆
暑い暑い夏が終わろうとしていた。「HappyBirthday,敦美ちゃん」 あたしの前には、湯呑み茶碗に注がれた珈琲と生クリームの乗っていない売れ残りのシフォンケーキが一個だけあった。「もう、めでたいって年をそろそろ過ぎました」 就労支援所はいつものようにごったがえしている。面談室はパーテーションで区切られた部屋の一角で、このぼろいビルには不似合いに観葉植物と小さな白い丸いテーブルが一つと椅子が二...

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