にがくてあまい午後

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【  2012年08月  】 更新履歴 

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  08.28.  【 水面の鳥ーBLUEBIRD- 】  第1章   さわりを読む▼
  08.30.  【 水面の鳥ーBLUEBIRD- 】  第2章   さわりを読む▼
  08.31.  【 水面の鳥ーBLUEBIRD- 】  第3章   さわりを読む▼


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第1章

水面の鳥ーBLUEBIRD-

 澪は、頭がガンガンした。「それでさ、家の親父がさ・・・」目の前の、太った男が、楽しそうにビールを空けながら、父親の自慢話をしている。皆も、一見楽しそうに祝杯をあげている。「伊藤芳樹君、『空想旅のそら小説賞』受賞乾杯」「乾杯」ゆすったお腹が目の前に突き出ている。「僕、今度、筋トレをはじめまして」「あら、いいじゃないの」「家の親父、若い頃すごく筋肉ついてて、格好よくて・・・それで、俺も」四十過ぎた男が...全文を読む


第2章

水面の鳥ーBLUEBIRD-

 咽が、乾いた。澪は、冷蔵庫からアイスティーを出すと、氷を入れたグラスに注いで一気に飲み干した。それから、スリッパをつっかけた素足のペディキュアを眺めながら、フリスクを片手で出して頬張った。2年間続いたフィアンセとは、彼の姉との同居が原因になって別れた。「家族って、大切だろう。・・・どうして、君はお父さんの介護をしないの?」「私は、『お父さん、お誕生日おめでとう』と言えないから」そういった澪を、フィ...全文を読む


第3章

水面の鳥ーBLUEBIRD-

 次の朝、アルコールの空中の飛沫で痛くなった頭を抱えて、澪は近くのスタバで、高校時代の親友の聡子と会っていた。「これ、返すわ」少し遅れた澪を、待っていた聡子は、クレームブリュレコーヒーを飲みながら、いきなり澪の「お土産」の、五代明希のサイン本を突っ返した。「え・・・?」「要らないの。・・・これは、もらっとくわ」もらっとく?聡子は、(つまらない)と言う顔をしながら、澪の行きつけの店で、特注したピンクと...全文を読む

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