にがくてあまい午後

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DOWN BEAT

2 奴隷

ある夜、輪ゴムで縛った乳首に、丹念に歯磨き粉を擦り込み、歯ブラシで何度も何度も刺激して、頂点に達したいやらしい声を10回程聞かせた後、私は言った。
「あのね」
「はい?」
「私は…父に可愛がられたいと思っていたの」
「知っているよ」
「でも…本当に、私を虐めていたのは、父でなく母なんです」
「?」
「母は、いつも言っていました。雅人さんと同じことを」
「『女に生まれた事を後悔しろ』と?」
「はい」
 それは本当の事だった。…生まれつき、私は可愛くなかった。いつも神経質に眉に八の字を寄せて、正論ばかり言う子供だった。「出来損ない」と、母は言った。学校の教師も言った。「可愛くない」「…お前と結婚する人なんていやしない」
「君を、年上の夫に売ったのは、お母さんなのかい?」
「はい…」
「そうか」雅人は呟いた。
「そして…」
「ん?」
「高校の卒業式の日に、同級生にいたずらされました」
「男性?女性?」
「女性です。…母と同じ、私を虐めた学校の先生と同じ、きらきらひかる眼鏡をかけた」
「冷たい感じだな。一体、どこまでいった?」
「胸やあそこを触られただけです…でも、それから、自分が、怖くなり」
「感じ過ぎる体がね」雅人はクククと笑った。「君の写真、見たよ。あんなに大きくて、敏感そうな乳首は見たことがない。…今日も、乳首責めだけで何度逝ったか」
「私は、眼鏡の奥のつめたい光に逆らえないの…。夫の部下に、初めてむりやり犯された時も…そして今も」
「『し

う』
という、いつもの喘ぎ声が、聞きたかったんだけどね」雅人は再びクククと笑った。
「淫






希」
「ああぁ…」
「もう、濡れているんだろう?」
「そう…です…」
「面白い玩具だ…何度、虐めても飽き足りない…だけど」
「はい」
「きょうはもう、終わりにしよう」
「いやぁ…」
「しょうがないね。オルガスターを、最初から強にして突っ込みなさい」
「あーーーーー」
「淫乱な…淫乱な由希…」
「あ・あ・あ」
「何度でも、逝くことを許すよ」
雅人の声は優しかった。
「あっ・あああああああ」
「ふふふ…」
「ああーーーーーーーーーーーーーあああああーーーーーーーーーー」
「逝ったな。…これで、何回目だ今日は…」
「分からないぃ」
「いやらしい…由希、買ってきたエロ本を開きなさい。そこにある、自分の惨めな姿をちゃんと見るんだ」
「いや…」
「見るんだ」
私は、エロ本を広げた。…そう、今の私と同じに、大股を広げて玩具を自分の股間に突っ込んで悶えているいい年をした熟女がいる。
「由希は、今、その女よりみっともないんだよ」
「あーーーーーっ」
「また逝った…ククク」
「快楽…地獄」
「違うだろう?天国だろ?正直に言いなさい」
私は、絶頂に溺れながらやっとの思いで打った。
「ゆきは
しあわせ
これで
自由になれる
やっと…」
「自由…か。奴隷に堕ちることが」
「はい。雅人様…」
「おやすみ由希」
「ええ。おやすみなさい」
 私はチャットを切った。訳もなく、後から後から涙があふれてきた。そう、私は、理性的にお高く振舞っていた私は…本当は、母の、世間の目の忠実な奴隷だったのだ。
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