にがくてあまい午後

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第2章

その晩、葵は激しい自慰をした。・・・あまり濃くない陰毛の内側に、人指し指と中指を滑らせた。

(せんせい)

(主税せんせい)

講座仲間の声が、耳にこだました。

(あの先生、やっぱり物凄いSなんだって)

(志摩子、主税先生に顔踏みつけられてそのまま、逝っちゃったんですって)

(ふふ)

(羨ましいな・・・あたしも)

そう。

わたしも。

主税先生に、顔を踏まれたい。

葵の指は、秘部を掻き分けるように一層激しく動いた。吐息が、漏れた。思い切り、秘部の突先を擦ると、凱男のつめたい声がフラッシュバックした。

「君、男の精液、飲んだ事ないんじゃない?」

「・・・」

「いやね、先生、うふふ」

「講座の後の飲み会だからって、葵をからかっちゃだめよ。この子今時処女なんだから」

「へえ、そう」凱男は嘲るように言った。「そんなんで、僕の講義が大事なアタマの部分にちゃんと入ると思えないなぁ」

葵の、初体験の相手は、EDではなかったが射精困難だった。いつもその相手は、葵の中で逝かず、自分の手で果てていた。

(さみしかった・・・)

(せんせい)

(せんせいが、わたしの中でまっしろに溢れてくれたら)

(あ)

葵は、躰を大きく仰け反らせてようやく逝った。声が、小さい。

(わたしは・・・M)

「あははぁ」

志摩子。

「あの子、とうとうストーカーになっちゃたんですって」

「先生のまた、作り話じゃないのぉ」

「・・・かもね」

「いいじゃんいいじゃん、あの子どうせ鬱系よ」

(せんせい)

葵は、いつも下を向いておどおどした自分に、凱男が無防備な兎に対する狼のような目つきをしている事に、気づいていなかった。葵は人と目を合わせるのが苦手だった。

(せんせいーーっ)

「24にもなって、処女かい」

葵は再び強く逝った。

(嘲って)

(嘲って)

(もっともっとわたしを・・・)

「ふふ」

「この職業、やめられないね」

「女の子の脳味噌の内側から、陰部の形まで全部分かっちゃう」

「センセイ自慢し過ぎ」

「ふふっ、生まれ変わったらアラブの王様になりたいね。女たちの前に塩を播いて、塩の好きな駱駝が止まったところの女とその晩だけ寝るのさ」

(せんせ・・・い)

・・・気になる出来る女、気に喰わない出来る生徒に対して、軽く口角をあげて笑うのが、主税凱男の癖だった。
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