にがくてあまい午後

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Morning Glory

その6

「どおして・・・?」

あたしは、涙出そうになりながらたずねた。

「君は、まだ心の整理がついてないよ。こんな状態で、恋人でいる訳にいかない。・・・これからは、友達だ」

「そんなぁ」

「友達としては、メールも返すしちゃんと送るよ」

「躰つらいよぉ浩司」

「俺には、どうにも出来ない」

ふっつりと、メールは切れた。

あたしは泣いた。・・・それから、元のOL生活が戻って来た。もう、遅刻もしなければさぼりもなし。

それでも、あたしは毎日浩司にメールを送ってた。

「元気浩司」

「おはよう。今日は少し涼しいね」

「さみしいよ浩司」

「こんばんわ。もう上着いるね」

「またやりたいよ浩司」

「おやすみレイコ。俺、今終電なんだよ。気をつけてね」

そんな、メール交換が3ヶ月も続いた。

今、思うとあたしそーとーしつこかったんだと思う。でも、浩司は律儀にメールを返してくれた。そんな男、初めてだった・・・

10月になった。8日は、あたしの誕生日だ。

その日は残業で。自分でも半分忘れてて、デパ地下でケーキ買おうかな、って思ってたら、浩司からデコメが来た。

「おめでとう誕生日レイコ。HappyBirthday」

あたしは、めっちゃ嬉しかった。

・・・覚えててくれたんだ、浩司は・・・どっから、可愛いデコメダウンロードしたんだろう。

その晩、あたしは酔っぱらって、初めて通販の”エンジェル・ダスト”で買った、ミントグリーンのバイブちゃん(名前・浩司)をおそるおそるアソコに入れてみた。

痛い。

やっぱり、痛い。

すぐ抜いたのに、鈍痛が消えようとしない。・・・あたしのアソコは、どうなってるんだろう・・・

思わず、あたしは浩司にメールしてた。

「一人ぼっちでケーキ食べて、一人ぼっちでワイン飲んで、一人で”浩司ちゃん”と遊んだら痛い!痛い!痛いよぉ!」

・・・あきれちゃったのか、浩司から返信は返ってこなかった。
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